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   No.07 2007/10/11 巨大建造物

2007年8月6日 ツアー初日 ミラノ市街観光

本日はスフォルツェスコ城→スカラ座→ドゥオモ(ミラノ大聖堂)の順で観光する。
・・・ここでお気付きの方もおられるかも知れませんが、ミラノと言えば、
あのレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた最後の晩餐(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院壁画)
があるのですが、残念ながら今回のルートには含まれておりませんでした。
・・・本当に残念だ・・・

 
有名ブランド店やカフェが軒を連ねるアーケード(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア)

さて、このルートの中での一番の目玉はやはりイタリア最大のゴシック建築・ミラノ大聖堂でしょう。
上で「ドゥオモ」と表記しましたが、ドゥオモとは各都市の一番大きな聖堂(カトリック教会の各教区の中心となる教会)を指す呼び名でカッテドラーレ(司教座聖堂)と呼ばれたりもします。

”気まぐれな菓子職人が作ったデコレーションケーキ”と例えられるぐらい美味しそうな建物・・・!?

 スカラ座前の広場からガッレリアを通り抜けると突然目の前に巨大で異様な形の建物が現れます。
それにカメラを向けて写真に収めようとするのですが、さすがにイタリア最大!なかなかフレームに納まりません。
こちらに来て、ちらほらとゴシック様式の建物を見かけたのですが、このドゥオモの大きさ、高さ、外観には
見る者を魅了する力があります。
外観もさることながら、内部にも圧倒されます。
外側から見ると三層構造の建物に見えるのですが、中は空洞でそのスケールの大きさに驚かされます。
また、照明による灯りが極端に少なく、随所に設けられた窓から ステンドグラスを通過した太陽の光が差し込み、
厳粛な空気が漂っています。
周りにある一つ一つの柱や彫刻も巨大で、まるで自分の体が小さくなった様な錯覚に陥りました。
それは日本ではなかなか体感する事のできない感覚で、宗教や文化のみならず、全てのモノにおいてのスケールの大きさ、
歴史の深さを感じる事ができました。

ミラノの街を一望する屋上では同時にゴシック建築ならではの装飾を間近で堪能できる。

内部では写真撮影が禁止されている為、その様子をご紹介できないのが残念です。
 
 
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